スペルミスで廃棄の危機だったビールが無事発売!味にはミスがない完璧なビールでした。
サッポロビールは2021年2月2日に全国のファミリーマートで「サッポロ開拓使麦酒仕立て」を発売しました。実はこのビール一度は缶のスペルミスで発売中止が決定していた商品なのです。今回はこのスペルミス騒動から無事に販売された「サッポロ開拓使麦酒仕立て」の味の感想までまとめてました。
スペルミスで発売中止!間違ったスペルとは??
ネットやSNSでも騒ぎとなったスペルミスですが、いったいどこがどう間違ってたのか気になりますよね?ほんと紙一重のスペルミスでサッポロビールの担当者さんが可哀想に思えます。
そのスペルミスはこちらです。
缶の中央左上に記載された『LAGAR』の文字。どこが間違っているかお分かりでしょうか。そうです『LAGAR』ではなく『LAGER』です。この一文字のミスで発売中止となってしまいました。
SNSやネットの発売中止を惜しむ声
一度は発売中止が決まった『サッポロ開拓使麦酒仕立て』ですが、その発表を受けてネットやSNSでは『もったいない』『飲んでみたい』など発売を切望する声がたくさん出てきたのです。
その声を受けてサッポロビールとファミリーマートは一度発売中止と決めた『サッポロ開拓使麦酒仕立て』を2021年2月2日に発売することを発表しました。
ニュースリリースはこちら↓
サッポロビールHP:https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000012368/
このスペルミスによる発売中止からの発売決定までの流れがSNSやネット上で非常に注目され、発売後は購入してSNSに投稿する人がたくさんいました。結果的にサッポロビールのスペルミスは良い広告宣伝になったのでした。
売り場でもそのことを自虐的に店頭ポップとして活用していました。
『あたたかいお声を多数いただいたおかげで』という部分は本当にサッポロビールが心から伝えたい言葉ではないかと思います。本来であれば廃棄となっていたビール、それだけでなく補償問題となっていたであろう今回のスペルミスがネット、SNSの声で状況が好転したのですから。このようなストーリーがある『サッポロ開拓使麦酒仕立て』。スペルミスばかり取り上げられていますが、こだわりの製法等特徴についてご紹介しましょう。
ビールの伝統的な製法を使用したビール『サッポロ開拓使麦酒仕立て』
『サッポロ開拓使麦酒仕立て』はビールの伝統的な製法『トリプルデコクション』という仕込釜において煮沸を3回行い麦のうまみを最大限に引き出す製法を使用しております。そして、このトリプルデコクションは1876年に日本人による初のビール工場として開業した「開拓使麦酒醸造所」で用いられていた製法であることから『サッポロ開拓使麦酒仕立て』という商品名になりました。
スペルミスとは違いミスのない完璧な味のビール
気になる味はというと『トリプルデコクション』製法による濃厚な麦汁から作られていることもあり、通常のビールと比較して深いコクのある味わいが特徴です。
『サッポロ開拓使麦酒仕立て』は少しコクのある軽くないビールが好きな方におすすめのビールです!
合わせるおすすめのおつまみは??
深いコクのある『サッポロ開拓使麦酒仕立て』はジャーマンポテトやポテトサラダなど同様にコクのあるおつまみと合わせるのがおすすめです!
こちらの記事で簡単なおつまみもご紹介していますのでご参考まで。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はスペルミスで話題になったビール『サッポロ開拓使麦酒仕立て』をご紹介しました。今回の1件で改めてビールファンの声、発信力は強いなあと感じました。これからもビール愛に溢れたみなさんに良質な情報をお届けできるよう精進してまいります。
販売期間は3月1日までとありますが、数量限定で話題のビールのため売り切れになることもあるかもしれません。気になった方はお早めに購入されることをおすすめします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
「サッポロ開拓使麦酒仕立て」
アルコール度数 6%
原材料名 麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ
原料原産地 麦芽の製造地例:ドイツ、フランス、デンマーク、カナダ、オーストラリアなど